相続問題の解決法– 弁護士コラム –
-
親の事業の手伝いを寄与分として相続分を増やす方法
事業の手伝いを寄与分として主張するときは理屈がとても大事 親が事業をしているとき、相続人の一人が親の事業を手伝っていることがよくあります。自分の時間と労力を提供していた相続人としては、この貢献が相続で何も反映されないのは納得できないでしょ... -
健康保険・介護保険の相続手続きと必要書類を調べる方法
健康保険・介護保険の相続手続きを自分でやるために 親が亡くなったとき、健康保険や介護保険の被保険者としての資格を失います。資格喪失の手続が必要ですが、やることは決まっていますので、役所に聞きながら自分でできます。 以下、簡単な手続内容の説... -
自分に必要な相続手続きだけを無料で効率的に調べる方法
相続の手続きを自分でやるために 相続手続きを自分でやるためには、細かい手続きの内容以前に、そもそもどこでどのような手続きをすればいいかを知る必要があります。しかし、様々な相続手続きをやみくもに調べるのは効率が悪く、自分に必要な手続きだけを... -
相続手続きは無料でできる?費用をかけずに自分で進める方法と注意点
大切な方がお亡くなりになり、深い悲しみの中、相続という現実に向き合わなければならない…多くの方が、そんな経験をされることと思います。 相続手続きは、故人の遺志を継ぎ、遺された財産を次の世代へと引き継ぐための重要なプロセスですが、同時に「ど... -
不動産の管理を寄与分として相続分を増やす方法
不動産管理の寄与分を主張するときは理屈がとても大事 親が不動産を持っているとき、相続人の一人が管理を任されていることがよくあります。管理をしていた相続人としては、この貢献が相続で何も反映されないのは納得できないでしょう。 問題は、 【寄与分... -
相続の「使途不明金・使い込み問題」をうまく解決する方法
使途不明金・使い込み問題が長引く原因 相続は長引くと言われますが、使途不明金・使い込み問題はそれに拍車をかける典型的な争点の一つです。使途不明金・使い込み問題で多くのご相談をいただきますが、私の経験上、使途不明金・使い込み問題には解決を難... -
遺留分を生前贈与(特別受益)で増やす4つのポイント
生前贈与を発見すれば遺留分も増える 遺留分は、法定相続分×1/2×相続財産という単純な計算式で決まるのではなく、被相続人(亡くなった方)による生前贈与の有無も関わってきます。遺留分を計算するには、その前提として「遺留分を算定するための財産の... -
遺留分の支払を寄与分で拒否できないのはなぜ?
遺留分の計算では寄与分は考慮されない 寄与分とは、被相続人(亡くなった人)の遺産形成に貢献した相続人の取り分を増やし、実質的な公平を図る制度で、ごく簡単に言うと、貢献をした相続人の相続分が増えます(民法904条の2)。 このように考えると... -
遺留分を支払わない相手には遅延損害金で対抗!
遺留分の制度はお金の請求に変わった 遺留分は、法律で認められた相続人の最低限の取り分です。被相続人(亡くなった人)の意思でも奪えない法的な権利ですので、たとえ不公平な遺言書があっても、最低限、遺留分までは請求できます。 過去、遺留分の請求...