相続問題の解決法– 弁護士コラム –
-
遺留分を支払わない相手には遅延損害金で対抗!
遺留分の制度はお金の請求に変わった 遺留分は、法律で認められた相続人の最低限の取り分です。被相続人(亡くなった人)の意思でも奪えない法的な権利ですので、たとえ不公平な遺言書があっても、最低限、遺留分までは請求できます。 過去、遺留分の請求... -
「相続人の廃除」で遺留分すらもらえなくなる?
「相続人の廃除」とは? 配偶者や子といった相続人の地位にあれば、たとえ遺言で何も相続できなかったとしても、遺留分を主張できるのが原則です。しかし、相続人の中にも、相続人としての権利を与えるのが妥当ではない人がいます。このような人から相続人... -
遺留分は誰にいくら請求できる?請求相手と順番のルールを弁護士が解説
「遺言書の内容が、特定の相続人に偏っていて納得できない」「亡くなった親が生前に多額の贈与をしていたようで、自分の相続分が少ない気がする」 大切なご家族が亡くなられた後の相続手続きで、このようなお悩みを抱えていらっしゃる方はいませんか? 相... -
「正しい遺留分」を計算・請求するための5つのポイント
ポイント1:預貯金口座を細かく調べる 生前贈与も遺留分の計算に反映する必要がある 弁護士や税理士などの専門家が遺言執行者になっている場合、遺産目録という書類が送られてきます。 遺産目録は被相続人(亡くなった方)が有していた財産のリストですが... -
「遺留分を算定するための財産の額」の重要性
遺留分の計算式(前提) 遺留分は、法律で認められた相続人の最低限の取り分です。被相続人(亡くなった人)の意思でも奪えない法的な権利ですので、たとえ不公平な遺言書があっても、最低限、遺留分までは請求できます。 ただし、いくら請求できるかにつ... -
「正しい遺留分」を計算する方法とモデルケース
遺留分侵害額の「計算」が必要 遺留分は、法律で認められた相続人の最低限の取り分です。被相続人(亡くなった人)の意思でも奪えない法的な権利ですので、たとえ不公平な遺言書があっても、最低限、遺留分までは請求できます。 いわば、遺留分という「バ... -
【遺留分の時効】知らないと損!権利行使の期限と起算点を弁護士が解説
「遺言書の内容に納得がいかない」「他の相続人と比べて、自分の相続分が明らかに少ない気がする」「亡くなった親が生前に特定の子供にだけ多額の援助をしていたらしい」 相続に関して、このようなお悩みや疑問を抱えている方はいらっしゃいませんか? 相... -
遺留分と法定相続分についての誤解
法定相続分とは? 遺言などで遺産の分け方を決めていない場合、最終的に誰がどれだけ遺産を取得するかを決める必要があります。 話し合い(遺産分割協議)でまとまれば問題ありませんが、まとまらない場合には、何らかの形で遺産の分け方を決める必要があ... -
簡単に分かる遺留分請求の手順と手続
STEP遺言書の内容を確認する まず、遺言書で遺産の内容と遺産の分け方を確認します。一人の相続人だけが不動産を取得するという内容であれば、遺留分を請求できる可能性が高まります。 遺産の内容で分からないものがある場合、他の親族や遺言執行者(遺言...