持分の処分と共有関係の維持– category –
-
持分の処分と共有関係の維持
共有者間で持分売却時の優先買取権(先買権)を設定することはできますか?契約方法を教えてください
回答 共有者の1人が持分を売却する前に、他の共有者へ買取りの機会を与えるというルール(先買権・優先購入権)は、契約自由の原則に基づいて共有者全員の合意により設定できます。もっとも、単なる合意では違反した場合に損害賠償請求しかできないため、... -
持分の処分と共有関係の維持
共有不動産を資産管理会社や信託で共同管理する方法はありますか?メリット・デメリットを教えてください
回答 共有不動産を5年を超えて安定的に共同管理する方法として、①共有者を株主とする資産管理会社を活用する方法、②信託を活用する方法、③民法上の組合(民法667条以下)を活用する方法があります。いずれも共有物分割請求のリスクから解放される一方、税... -
持分の処分と共有関係の維持
共有不動産の不分割特約(分割禁止の約束)とは何ですか?期間の制限や登記の方法を教えてください
回答 共有者全員の合意により、一定期間は共有物分割を請求しないという約束(共有物分割禁止特約)を結ぶことができます(民法256条1項ただし書)。期間は最長5年で、更新後の期間も最長5年です(同条2項)。共有者の譲受人や差押債権者などの第三者に対... -
持分の処分と共有関係の維持
共有持分を放棄すると、贈与税など思わぬ税金がかかるって本当ですか?
回答 本当です。共有持分の放棄は、民法上は原始取得(他の共有者がゼロから持分を取得する)ですが、税務上は贈与と同じ取扱いになります(相続税法9条、相続税基本通達9-12)。当事者がいずれも個人の場合、持分を取得した他の共有者に贈与税が課され、... -
持分の処分と共有関係の維持
共有持分を放棄して共有関係から抜けることはできますか?
回答 共有持分を放棄して共有関係から離脱することはできます(民法255条)。共有持分の放棄は相手方のない単独行為であり、他の共有者の同意は不要です。放棄された持分は他の共有者に帰属します。ただし、対価は得られず、持分移転登記まで完了しないと... -
持分の処分と共有関係の維持
自分の共有持分を他の共有者に買い取ってもらうには、どうすればいいですか?
回答 自分の共有持分を他の共有者に買い取ってもらう方法は、①任意交渉による持分売買、②共有者全員での共有物分割協議における代償分割の合意、③共有物分割訴訟による全面的価格賠償の判決、の3つです。買取価格は、対象不動産全体の時価に持分割合を乗じ... -
持分の処分と共有関係の維持
共有持分だけを第三者に売却することはできますか?他の共有者の同意は必要ですか?
回答 共有持分は、各共有者が単独で自由に売却できます。他の共有者の同意は必要ありません(民法206条)。共有物全体の売却は「変更」にあたり共有者全員の同意が必要ですが(民法251条1項)、自己の持分のみの処分は「変更」に該当しないためです。売却...
1
