相続問題の解決法– 弁護士コラム –
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相続不動産の「代償金」をカンタンに計算する方法
遺産分割における代償分割とは何か? 遺言書などで遺産の分け方を決まっていない場合、相続人全員で遺産の分け方を決める必要があります。これを「遺産分割」といいます。 代償分割は、遺産分割のうちの一つになります。 簡単に言えば、 【遺産の現物をも... -
遺産分割で同族株式はどのように評価する?
同族株式の評価方法は複数ある 同族会社は非上場であることがほとんどで、上場株式とは異なり、株式市場で取引されていません。非上場株式は、市場価格で株式を評価できませんので、別の方法で評価することになります。 一般的に、非上場株式の評価方法は... -
相続不動産の「評価額」をカンタンに計算する方法
遺産分割では不動産の評価が決定的に重要 突然ですが、この不動産はおいくら?と聞かれたら、あなたはどのように答えるでしょうか? 毎年送られてくる固定資産税納税の通知書に書いてある評価額で答えるでしょうか?それとも、不動産業者に聞いてくるから... -
特別受益に当たらない生前贈与があるって本当?生前贈与で相続分を減らさずに済む方法を弁護士が解説
生前贈与は遺産に持ち戻され、相続分が減ると考える方が多くおられます。しかし、遺産に持ち戻されるのは、特別受益に当たる生前贈与だけであり、あらゆる生前贈与が遺産に持ち戻されるわけではありません。この記事を読めば、【特別受益に当たらない生前... -
「特別受益の持ち戻し」で他の相続人の相続分を減らす方法
他の相続人の相続分を減らす「特別受益の持ち戻し」とは? 相続において、○分の1で分けるのが法律ですよと言われるときがあります。しかし、ちょっと待ってください。それは本当に法律どおりの分け方でしょうか? 結論から言えば、半分合っていて、半分間... -
遺産分割協議書がいきなり送られてきたらどうする?公平な相続にするポイントを弁護士が解説
他の相続人が依頼した税理士や司法書士から、いきなり遺産分割協議書が届くことがあります。専門家が作成した遺産分割協議書だから問題ないと思うかもしれません。しかし、その遺産分割協議書は、法律どおりの遺産の分け方でなく、一方的に損をしてしまう... -
自筆の遺言書は「検認」が必要!家庭裁判所の手続きの流れや必要書類を解説
自筆(手書き)の遺言書を相続手続きで使うためには、家庭裁判所で「検認の手続き」をする必要があります。特に初めての相続ですと、遺言書を発見した後、どうしたらいいか分からない相続人もおられるかもしれません。しかし、裁判所の手続きとはいえ、ポ... -
手書きで遺言書を作るメリットとデメリットは?自分でできる簡単で正しい書き方も解説
遺言書は相続手続きをスムーズに進めるとても有効な手段ですが、手書きの遺言書だと不安に思う方もおられます。しかし、公正証書遺言は、公証役場で作成しますので、気軽に作れるものではありません。それぞれのメリットとデメリットを正しく理解し、自分... -
アパートの賃料を独り占めしている相続人に何か請求できる?
遺産分割前の賃貸不動産は相続人全員が共同所有する 遺言がない場合、遺産分割前の遺産は相続人が共同で所有する状態になり、これを「遺産共有」といいます。 遺産分割の話し合いがまとまらないと、亡くなった方の遺産は、相続人全員で遺産共有、つまり、...